マゾ癖を見抜かれてしまった巨乳美人妻の告白
告白 真奈美(仮名)
児童館の思い出
子ども時代の私は、人より早熟な子だったと思います。体だけではなく、心が早熟でした。
いつからだったかな、自分が人とちがうなと思ったのは、と考えてみました。たぶん五、六歳のころからだったように思います。
小学校一年のとき、こんなことがありました。児童館の先生が民話の絵本を読んでくれたんです。『うりこひめとあまんじゃく』というお話です。同じぐらいの子どもが四人ほど車座になって、若い女の先生の読み聞かせを聞いていました。
あまんじゃくは、美しくやさしい瓜子姫をさらって、山の中で木に縛りつけてしまいます。それから、瓜子姫の着物を自分が着て、瓜子姫になりきって、育ての親がわりのおじいさんとおばあさんをだますのです。
先生が感想を聞くと、子どもたちは口々に、
「瓜子姫、かわいそう!」
「あまんじゃくは悪いやつ!」
と騒ぎましたが、私にはそんな単純な話には思えませんでした。
あまんじゃくは瓜子姫が好きなんだ、好きだからさらったんだ、と思ったのです。そのとき、得体の知れない興奮が襲ってきて、胸がどきどきして止まらなくなりました。
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