晒されることを望んだ良家の女子大生の告白
告白◎理子(仮名)
※ここで見られる写真の目線は普通ですが、紙面に掲載してある写真は、本人の希望により薄目線で掲載しています。
ヒーローを求めて
私には現在、虻野さんというSMパートナーがいます。ほかにお付き合いしている男性はいません。
大学に入ってすぐ、友達の紹介で同じ学年の男子と付き合い、SEXも経験しましたが、続きませんでした。普通の恋愛では、私はときめきもしないし、喜びもないんだなと、その時にわかりました。
貴誌の存在は、虻野さんに出会う前から知っていました。そして、たびたび想像していました。
自分の痴態が貴誌に掲載されて、密かに誰かの体液をかけられて――汚された私の写真――やがて、布団と一緒にぎゅうぎゅう押し入れに詰め込まれる――そうやって汚されて行く自分を想像すると、鼓動が激しくなるほど興奮するのです。
どんなふうに自由を奪われて、どんなふうに変態にされて、性処理の道具扱いされるのだろうか。それをいろんな人から見られてしまうのだろうか。……妄想は尽きません。
外で露出するのが好きな人がいるように、私は貴誌を通じて自分の痴態をのぞき見されたいような、そんな気持ちがあるみたいです。
虻野さんと知り合ったのは、私のSNS投稿を通じてでした。彼氏と別れてからの思いを、匿名アカウントでつぶやいていました。
「強い力で私を堕落させてくれる人、それが私のヒーローなんだけどな」
「ほめられるより罵られるほうが落ち着く。侮蔑はご褒美、それが私のほしいもの」
そんな願望を書いても、返ってくるリプライは、「今すぐ会いたい」「性奴隷になってほしい」ばかり。私のメッセージなんか誰も読んでいないのです。それはどんな意味だと聞いてさえくれません。
そんな中で一つだけ気になるリプライがありました。
「願望に善悪はない。ただ扱い方があるだけ」
これだけです。この短いメッセージが頭にこびりついて離れなくなりました。
「善悪はない」という言葉を読んで、私はもしかしたら性に……少なくとも私が妄想するような性に罪悪感をおぼえているんだと気がついたのです(たぶん、家庭が性的に潔癖だった影響)。そんな自分を変えたいと思いました。
この人は、私の願望の扱い方を知っている人だ。この人に会わなければならない、そんな思いにとりつかれたようになってしまったのです。
その人も、私同様に裏垢か捨て垢のようでした。年齢が中年で関東住みだということはわかりました。たぶん、妻帯者。それだけです。
SNSで知り合った男性と会うことは危険です。でも、この人に会ったら何かが変わる、私は変われる、そんな予感がありました。
生まれたての仔猫
虻野さんのプロフィールは「マゾメス収集家」となっていました。恋愛的なものを何も匂わせていないことが、かえって私の気持ちを楽にしました。
ふしだらかもしれませんが、一度だけ、一日だけでいいから、強い力で屈服させられ、奴隷のように扱われてみたいと願っていました。それで自分がどんなふうになるのか、知りたいと思いました。
初めてのデートの日、
「今日は適性検査と相性テストだけにしよう。SEXは抜きで」
そんなLINEが来ました。まるで実験でもするような言い方に、緊張と、それまで感じたことのない興奮を感じました。
当然のようにホテルに入り、命じられるままに服を脱ぎ(時々指先がもつれて、ボタンがなかなか外れなかったりしました)裸になって身体検査を受けました。本当に実験動物になった気分です。
「SMしたこと、ないんだね?」
「はい」
「そっか。今日はプレイ道具は持ってきていないけど……」
と、虻野さんはポケットに手を入れて、赤い可愛い首輪を取り出すと、私の首に巻いてくれました。
この続きは、マニア倶楽部2026年3月号をご覧ください。









