[MC202103]娘同然の優香とのSMプレイ……若くて美しい肉体から一生離れることは出来ないでしょう

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姪とSM関係を結んでしまった男性の告白 ※DVD収録

告白◎バロン三木(PN)

成長した姪
 五十歳――「天命を知る」と言われる年齢になって、こんな罪深く倒錯した関係を持ち続けていることに、深い慚愧の念を覚えてしまいます。
 しかし私はもう、後戻り出来ないのです。二回りも歳の離れた若い女の魔性の肉体から、逃れることが出来ないのです。
 ときどき私は夢想してしまいます。私がこの女を奴隷のように扱い、調教し、辱めを与えていながら、支配されているのは逆に私の方なのではないかと。
 全てを見透かしたような優香の目に、私は背筋が凍るような思いを抱き、もうこんな関係に終止符を打とうと思いながらも、それが出来ないでいます。
 もう、十二年間も――。

 その若い女というのは、私の姉の娘、姪っ子なのです。名前は仮に、優香としておきます。
 私の家系は地元に親戚が大勢いて、みな比較的近所で暮らしています。姉夫婦の家も私の住む実家から歩いて十分もかからない場所に住んでいて、優香のことはそれこそ生まれた頃から可愛がってきました。
 もちろん、可愛がるというのは親類の子供を可愛がるという以上のものではありません。
 しかし叔父と姪という、私と優香の関係に、ある時期、ある変化が起こったのです。
 それは短期間の別離でした。
 別離といっても大したことではありません。もともと外資系の企業に勤めていた私が、ヨーロッパに三年間の期間限定で海外赴任になったのです。
 私の出発の日、優香は姉夫婦と一緒に空港まで私を見送りに来てくれました。
 中学生になったばかりの優香が目を真っ赤にして泣きじゃくっていたのを、昨日のことのように私は思い出します。
 それから三年後、同じように優香は他の親類と一緒に空港で私を出迎えてくれました。
「おかえりなさい、おじさん」
 その姿を目の当たりにして、私は思わず声を失いました。
 子供だった優香は、見違えるほど成長していたのです。
 手足はスラリと伸び、もともと整っていた顔立ちには大人びた憂いさえ宿っていました。
 大人の三年間と子供の三年間には、これほどまで違いがあるのかと、感嘆を通り越し、ある種の恐怖さえ感じました。
 その恐怖は、自分自身の心に向けられたものでした。
 私は優香に、女としての魅力を感じてしまっていたのです。
 血の繋がった、娘のような歳の女だというのに……。

密着する肌に欲情
 十六歳の姪――。
 その魅力にどう抗えばよいのか、私は悩みました。
 断っておきますが、私はいわゆるロリコンではありません。
 その類の性癖を持つ男に侮蔑の念を抱いているほどです。
 しかし優香のことだけは頭から払いのけられないのです。
 街中で見かける優香と同年代の女子には何の魅力も感じませんでした。ただ優香だけが私の心を揺さぶったのです。
 お恥ずかしい話ですが、当時三十八歳の私は、十六歳の姪に恋をしてしまったのです。
 寝ても覚めても、優香のことばかり考えてしまいました。
 ただ、頭に思い浮かべていただけではありません。
 優香の顔も体も、いつも私のすぐそばにあったのです。
 優香は事あるごとに私の住む実家までやってきて、私と遊ぼうとしました。
 子供の頃から私に特に懐いていた優香ではありますが、成長しても相変わらず、いえ、以前にも増して積極的に私に甘えてくるようになったのです。
 休日になると、きまって家に遊びに来ては、ゲームやショッピングモールでの買い物などに付き合わされました。
 私は顔では「やれやれ」という表情を浮かべ、子供の遊びに付き合う大人を演じました。
 でも内心は、天にも昇るほどうれしかったのです。一秒でも長く優香と一緒にいたいと思っていたのですから。
 しかし、叔父と姪という関係や年齢の差を抜きにしても、私には、それ以上に深い負い目がありました。
 それは、自分がSMマニアであったということです。
 私はもう何年も、女性を精神的、肉体的に屈服させる妄想でなくては性的興奮を得られない体質でした。
 そして、優香のことも自分の妄想の中では、M女として扱っていたのです。
 従順で、辱めに欲情し、私の求めることならどんなに淫らなことでも応えてくれる奴隷。
 十六歳の姪を相手に、そんな妄想をすること以上に、罪深いことがあるでしょうか。
 そんな私の悩みなどつゆ知らず、優香は子供の頃と同じように私に親しみを持って接してきました――行き過ぎなほどに。
 私の部屋でゲームをしながら子供の頃と同じように膝の上に乗ってきたことがありました。
(うわあ……)
 鼻先にある優香の黒いストレートの髪から、シャンプーや石鹸の匂いが立ち込めました。
 そしてその香りの奥から優香自身の体臭が香ってくると、クラクラと眩暈さえしました。
 膨らみそうになる股間に、優香のお尻が押しつけられます。
(まずい……!)
 私はとっさに、優香の体を床に投げ出してしまいました。

この続きは、マニア倶楽部2021年3月号をご覧ください。