[MC201905]お義兄さんのペニスが拘束された私を貫いた時、自分がMであることを思い知ったのです。

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義兄に調教される新妻の懺悔 ※DVD収録

告白 未来(PN)

オナニーの秘密
 はじめまして。おそらくお兄さんとの関係は、すでにご存知なのでしょう。私たちは義理とはいえ、兄妹でありながら、肉欲に溺れる日々を過ごしています。およそ一年前から結ばれた私たちは、日に日に離れがたくなり、今ではお互いに依存しているようにさえ感じています。お兄さんに依存してしまうのは、私がMという歪んだ欲望を抱えていることと無関係ではないと思います。
 私は昔から人付き合いが苦手で、大学に進学するまで男性と付き合ったこともありませんでした。セックスも大学のときに経験しましたが、快感だったり喜びを感じたことはありませんでした。その後も三人の男性と付き合いましたが、どの男性とのセックスでも、オーガズムに達することはなかったのです。別れる際に「マグロでつまんねーんだよな」とまで言われることもありました。

 性欲そのものがないというわけではなくて、むしろ強いほうだと思っています。初体験を済ませた頃からスマホでアダルト動画を観るようになり、特に意識をすることなく自然と拘束されている女性だったり、首輪をされてぶたれている女性だったりが出演しているものを観るようになっていました。
 そんな動画を観ながらオナニーをすることもありました。オナニーではイケるのにセックスではイケないことを悩んだ時期もあります。でも、いつの日かセックスとはそういうものだと自分を納得させて過ごしていたのです。
 夫とのセックスもこれまでのセックスと何も変わりはありません。キスをして、ペニスを舐めてあげて、挿入。付き合っているときは、多少の快感を覚えることもありましたが、今では、ほとんど何も感じなくなってしまいました。それはきっと、私が自分をMだと自覚するようになってしまったからです。
 出会った当初のお兄さんは、真面目そうでいい人という印象でした。夫は「優秀なシステムエンジニアで、自分にはないものを何でも持っている」とお兄さんのことを尊敬しています。実家に帰省してお兄さんと会うときは、普段はあまり飲まない夫でもハメを外すまでお酒を飲み、お兄さんと話している姿は本当に楽しそうでした。私も何の疑いもなくお兄さんのことを信頼するようになったのです。
 でも、お兄さんとの信頼関係は偶然をきっかけにして壊れてしまいました。それは義父の命日のことでした。毎年、親戚一同が集まって宴席を設けていたそうですが、私は初めて参加することもあり、義母と一緒に準備に追われていました。
 義父が好きだったというお寿司屋さんで寿司桶を頼むのが毎年の恒例なのですが、そのお寿司屋さんは遠方にあるため、こちらから取りに行かなくてはならなかったのです。
 いつもお兄さんが車を出して、お母さんや夫と一緒に取りに行くのですが、今回は、初参加ということもあって、挨拶も兼ねて私がついていくことになったのです。黒いセダンの助手席に座り、お兄さんとのささいなドライブをすることになりました。
「悪いね、うちは親戚で集まるのが好きでさ。母さんも独り身だからこういう集まりがあると張り切っちゃうんだよ」
 お兄さんがそんな話をしながらドライブは続きました。私は自分から話題を作るのが苦手だったし、あまり深く知らない男性と二人きりの空間に緊張もしていたので、そうやってお兄さんに話しかけられていたほうが楽でした。
 でも、その他愛ない会話は思いもよらず長引くことになりました。道路が渋滞をしていて、なかなか前に進まなくなってしまったのです。
「まいったな。これじゃあ時間に間に合いそうもない。悪いんだけど、未来ちゃん、お店に電話して、遅れるって伝えてくれないかな?」
 私はお店の番号を聞いていなかったので、お兄さんからお店の名前を聞いてスマホを検索しようとしました。そのとき、想いも寄らぬ事が起こりました。緊張で少し手汗をかいていたせいか、検索バーではなく、昨晩開いていたページを開いてしまったのです。それは、オナニーのために観ていたSM系のアダルト動画でした。
『ああーん、イヤぁ~』
 私がちょうど果てた瞬間の映像は、まさにプレイの最高潮を迎えているときで、目隠しをされて両手を拘束された女性がバイブで絶頂に達する瞬間でした。慌ててしまった私は、再び手を滑らせてスマホをお兄さんの足元に落としてしまったのです。渋滞はひどくなっていて、車は完全に停車していました。
 スマホを拾い上げたお兄さんは怪訝そうな表情を浮かべて、画面に目を落としました。
「未来ちゃん、こんなの観てるんだ?」
「あ、いや、ちがうんです。これは、あの、消してください」
 私はしどろもどろになりながら懇願しました。
「うん、そうだね」
 お兄さんは停止ボタンを押すと、スマホを手渡しました。そこからお店に着くまでのことはよく覚えていません。あまりに恥ずかしくて、何を話したらいいのかわからなくなってしまっていたからです。

この続きは、マニア倶楽部2019年5月号をご覧ください。