30歳年下のJDを愛奴にした男性の告白
告白◎ぽちゃオジサン(仮名)
レトロ喫茶の女性店員
いまだに信じられないような気持ちです。自分のような冴えない、太り気味の汗臭い中年男を、こんな若くて可愛い女子が求めてくれるなんて……。
嘘のような本当の話です。今年五十四歳の私に、三十歳年下の〝愛奴〟ができたのです。
もちろん私も最初は、怪しい勧誘か、それともハニートラップか美人局かと疑いました。
けれども正真正銘、私の愛奴なのです。しかも、浪人と海外留学があったので現在二十四歳ではありますが、彼女は現役の女子大生でもあるのです。
一年前の私は、家庭と仕事に疲れたオジサンでした。
結婚二十五年になる妻とすでに性交渉はなし。仕事も、何も成し遂げられぬまま先が見えた感じで、毎日が灰色でした。
日々の楽しみと言えば、職場の近くにある行きつけの喫茶店で午後、一杯六百円のコーヒーを啜ることだけだったのです。
それは個人経営の、昭和の頃からあるようなレトロな雰囲気の喫茶店でした。飴色になった木製のテーブルと椅子に座るだけでほっとするような私だけの隠れ家だったのです。私自身も昭和世代なので、何だか親しみがあったのかも知れません。
私の愛奴である女子大生――初美は、その行きつけの喫茶店の新人ウエイトレスとしてやってきました。そこはまさに「ウエイトレス」という古い呼び名がしっくりくる店なのです。
いまどき珍しいウエイトレス用の制服もあって、それは初美にとても似合ってました。
レトロな、メイドさん風の白と黒の制服の上からでも、ややムッチリした初美の身体のラインはよくわかりました。
いつしか私はコーヒーよりも初美の制服姿を目当てに、店に通うようになっていたのです。
初美は愛想の良い子でした。
そして、常連客の中でも特に私に親し気に話しかけてくれるような気がしたのです。
そんな、まさかな……そう思いつつも、もしかして脈アリなのかな? などと考えたりしてついニヤニヤしたりしていたのです。いまにして思えば実際にそうだったわけですが……。
毎日会話を交わす中で、初美がA市にある実家からこの喫茶店まで通っていること、短期間アメリカに留学していた経験があること、こんなレトロな喫茶店が好きで、自分でも客として休みの日には喫茶店巡りをしていることなどを知りました。
ぽっちゃりマニア女子
ある日のこと、B市方面での仕事があり、車で行ったことがありました。
仕事を終わらせ、そのまま帰るというタイミングで、雑踏の中に偶然、初美の姿を見つけたのです。私は車を寄せてクラクションを鳴らしました。初美は驚きつつも、極上の笑顔で私を見返してくれたのです。
「どうしたんですか? こんなところで……!」
「仕事だよ。そっちこそなんでB市にいるの?」
「いい喫茶店があるって聞いて、一人で来たんです」
どうやら彼女のレトロ喫茶店好きは本物のようでした。
「もう帰るのかい? ここから帰るのは大変だろう。送っていってあげるよ」
「いいんですか? やった!」
初美は私の誘いに、ふたつ返事でOKしてくれました。
助手席に初美をのせてのドライブは、楽しいものでした。
いつもの制服姿ではない私服姿を見るのも新鮮でした。
そして何より、車という密室に若い女性と二人きりでいるのが純粋に楽しかったのです。
しかも意外なことに、初美は私以上に楽しそうなのです。
初美は積極的に私に話しかけてきました。話しかけてきたというより、質問攻めでした。
「東村さんって、奥さんとの仲はいいんですか?」
「今日の私の服、変じゃないですか? かわいいですか?」
「私のこと、どう思います?」
挙句の果てには、
「東村さんみたいな人、私、タイプなんです」
とまで言われたのです。これには少なからず驚きました。
「またまた……こんな、太ったオジサンがタイプだなんて若い子が、いるわけないでしょ」
初美のことは裏表のないいい子とは感じていましたが、さすがにこれはからかわれていると思ったのです。あるいは騙して貢がせようとしているのだろうかと、疑いさえしました。
この続きは、マニア倶楽部2026年9月号をご覧ください。









