巨乳の女性部下に性癖を見抜かれたM男性の告白
告白◎田中(仮名)
年下のマドンナ
初めて貴誌に投稿させていただきます。最初にこんなことを書くのは適切でないかも知れませんが、私は貴誌『マニア倶楽部』の長年の熱心な読者とは言えません。『マニア倶楽部』に登場する女性は、どちらかというとマゾ女性が多いからです。
こう書けばご推察頂けるかもしれませんが、私はマゾ性癖を持つ男なのです。
普段は真面目に仕事をこなす平凡なサラリーマンとして日々を過ごしていますが、その心の奥底にはつねに、女性に組み敷かれたい、辱められたいという願望を抱いているのです。
特に私が愛してやまないのはS女性の「お尻」です。
私は女性には女性らしさ――丸みと肉感があって、優美で艶やかな曲線を描く肉体を求めます。どちらかというと、太っているくらいの方が好みです。
そんな女性のお尻を見ると、ああ、あのお尻で自分の顔の上に座ってもらいたい、という気持ちが抑えきれなくなります。
それは、執着と言ってもよいレベルかもしれません。
大きくて美しいお尻を見ると私の心は少年のようにときめいて、抗うことができないほどに疼いてしまうのです。
これまではそんな衝動をSMクラブに通って、女王様たちにプレイをお願いすることでコントロールしてきました。
しかし、そんな疑似体験では抑えきれないほど心をかき乱す女性が身近に出現したのです。
それが「まひろ」でした。
まひろは、私がいる部署に新たに配属された女性社員。数年前までは別の会社で働いていた後、中途採用した二十代半ばの女性です。
まひろは入社初日から明るく振る舞い、屈託のない笑顔で周囲を和ませるタイプでした。
誰からも好かれる、いるだけでその場の雰囲気をよくするようなムードメーカーです。
そんな彼女を、暗い興奮を心に隠しながら見ていたのは、きっと職場に私だけだっただろうと思います。私が見ていたのは服の上からでも分かるまひろの肉感的な体つきでした。
まさに、目を奪われるという感じでした。どんなサイズの服を身に着けようが内側から押し返すような豊満さを宿したその肉体は、見ている私に「女」を強烈に感じさせました。
私は今年四十二歳、彼女とは親子ほども年齢が離れていますが、はっきりと彼女の肉体に「母性」を感じたのです。
特にスカート越しのお尻の丸みは、私が長年追い求めた理想ともいうべきものでした。
あのお尻に顔面騎乗されたら……そんな妄想が、止まらなくなってしまったのです。
まひろが体を動かすたびに妖しく蠢くお尻と揺れる胸に内心動揺しながらも、彼女との距離を縮めたいと私は願いました。
部署の歓迎会で、まひろが隣に座ったとき、彼女の柔らかな香水の香りと、近くで感じるその存在感に、私はますます惹かれてしまいました。
仕事中でも、彼女が私に書類を渡すためデスクに身を乗り出すときなど、シャツ越しに強調された豊かな胸とスカートが張り付くお尻の曲線が視界に入り込むことがありました。
コンプライアンスに厳しい昨今の職場では、見るだけでもセクハラ扱いになることがあります。私は必死の思いで目を逸らしていました。
私の心は完全にこの新入社員の虜になっていたのです。
もちろん、私はそんな自分の気持ちをおくびにも表には出しませんでした。職場の同僚に自分の性癖を打ち明ける勇気など、私にあるわけがありません。
職場の上司と部下というごく身近な関係でありながら、私にとってまひろは、遠くからただ眺めるだけの存在でした。
彼女は私にとって「心の女王様」でした。
そして同時に「心の中だけの女王様」でもあったのです。
暴かれた性癖
まひろが私の部署で働き始めてから数週間が経った頃のことです。その頃には、彼女はもう職場に馴染んでいて、明るくて朗らかな性格で同僚たちからも愛される存在でした。
そんなある日、まひろから突然、相談したいことがありますとメッセージが届きました。
できれば社外で会って話したいということでした。その日は週末でした。私は期待と不安が入り混じった気持ちで、彼女が指定したカフェに行きました。
椅子に腰を落ち着けるなり、まひろは私に言いました。
「田中さんってMですよね?」
いつも職場で見せる笑顔そのままにそう言ったのです。
この続きは、マニア倶楽部2025年7月号をご覧ください。