サド男性にエリート愛妻を寝取らせた夫からの報告
告白 宏一(仮名)
初投稿です。写真と動画の女性はめぐみ、私の妻です。ですが撮影者は夫の私ではありません。私の希望でめぐみを寝取り、調教している《山本》というマニア男に撮ってもらいました。その理由を手記に書きましたので、貴誌に愛する妻めぐみの恥ずかしい痴態と、それ以上におぞましい寝取られ願望に取り憑かれた私の異常性癖の発露をお読み頂ければ幸いです。(宏一)
妻の秘密と自慰
20代後半で出会い、社内恋愛の末に結婚した私とめぐみが、なぜこの投稿を送るに至ったのか? そのきっかけは2つある。
1つ目は5年ほど前、めぐみが置き忘れたスマホの画面に男性同士が絡んでいるハードなシーンが映っていたことである。
めぐみは私同様、性に淡白な性質であり、結婚後もウブな女だとばかり思っていた。
そのため私はどこか無意識のうちに妻であるめぐみを『清く清純な存在』だと思っていた。
そんなめぐみがスマホでこっそりエロ漫画や動画を見ていたのだ。私はその事実を簡単には受け入れる事ができず、めぐみのスマホのブックマークや検索履歴を盗み見てみてしまった。すると、どうだろう。そこには『レイプ』『凌辱』『輪姦』『複数プレイ』『アナル開発』『奴隷調教』などという日常生活では絶対に見ないような卑猥で下品な言葉や画像が次々と目に飛び込んできたのである。
緊縛された男性が男から嬲られ凌辱されるエロ漫画。複数の男たちに輪姦レイプされる女子校生。縛られながらアナルを犯されるOLの動画。夫が居ながら犯される若妻……。
見たこともない画像の衝撃は私に計り知れない動揺を与えた。
〈めぐみは内緒でこんな変態的な妄想を秘めていたのか?〉
〈SMに興味があるのか?〉
〈コレを見ながらオナニーしていたのだろう……〉
特にSMなどの変態行為に対して辞書程度の知識しかなかった私……いや、だったからこそ貞淑だと思い込んでいた妻が、心の奥に秘めたふしだらな『牝の本性』に驚き慄いたのである。
私は、めぐみの秘密を抱えたまま、知らぬふりをして生きて行けるほど心が強くはなかった。
だからある日、めぐみ本人にそれとなくその事実を質したのである。
「やだ、ただの妄想よ。本当にしたいわけないじゃないわ」
「女性なら誰だってあのくらいのエッチな妄想をするわよ」
「女にだって性欲もあるんだから」
めぐみは一瞬だけ驚いた表情を見せたが、すぐにそう言って笑った。本当に何でもないという感じであった。事実めぐみもSMの経験など無かったし、貞淑ゆえに性の妄想を拗らせた、所謂むっつりスケベのようなものだったと思う。
しかし、清純だと思いこんでいた妻の内に秘めたドロッとした色欲に感化された私は、気づくとめぐみが読んでいた漫画の題名を思い出しては検索し、その漫画を読み肉棒を勃起させていた。そして怒張した自分のモノを手でしごき、何度も射精した。そして特に私が激しく興奮し射精したのは、寝取られ系の作品だった。
特別な存在だと思い込んでいた愛妻めぐみが、牝であったという裏切られたような気持ち。
もしかしたら実は私が知らないだけで、めぐみは他の男と不倫しており、他人ペニスの虜になって、チンポをくわえ込みながら『夫より気持ちいいです』と言わされているのかも……。
そんな寝取られ妄想が私の中でリンクした。それまで性に恬淡だった私を、哀れなオナニー猿に変身させたのだ。
そうしてネット上の寝取られモノ読み耽るうちに、私の中の禁忌が、
《清純だと思っていためぐみが、ほんとうに他の男に抱かれたら、お前はどう思う》
と囁いたのだ。
それが2つ目のきっかけである「実際にめぐみを誰かに寝取らせたら……」という倒錯妄想だった。
寝取られる条件
「ちょっと、やめてよ。ただのあんなマンガなんて妄想なんだから、実際にそんな事をしたいわけなんてないじゃない」
初めてめぐみに寝取られプレイの話を切り出した時、妻は笑いながらも、少し怒った様子でそう言った。そして、
「あなたは妄想と現実の区別もできない愚かな人間なの?」
とも言われた。
だがめぐみに否定されればされるほど、私の寝取られ願望は強くなっていった。めぐみと夫婦の営みをする時も、自分のペニスを見知らぬ第三者のモノと思い込み、肉欲に溺れ、よがり乱れる淫らなめぐみの姿を凝視して、さらに欲情した。
私のこれまで以上に怒張したモノと、傍観者のような奇妙な視線は、めぐみに何かを悟らせたのかもしれない。なぜなら、そんな時は今までよりも大きな喘ぎ声を上げ、瞳も肉ヒダもはしたなく潤ませて感じまくるからだ。夫婦の営みなのに、まるでそこに第三者が介在しているような不思議な興奮を私たちは感じていた。
最初に寝取られプレイを誘ってから数年、事ある毎に「寝取られてみないか?」とめぐみに言い続けたが、その都度断られ続けていた私。
ところが、である。石の上にも三年という諺の通り、根負けしたのか、それとも次第に他人棒への興味が芽生えてきたのか、ある日、
「あなたがそれほどいうなら」
と私の不貞な申し出を不承不承で頷いてくれたのだ。同時にめぐみからも条件が提示された。
「相手はあなたが厳選する」
「あなたのようなイケメンじゃなくて、デブとかチビとかハゲの不細工な中年」
「経験豊富なサディストで、私のM願望を叶えて、安全にイカせて虐めてくれる人」
「できれば生理的に無理だと思うような気持ち悪い男」
「女性のあつかいが上手くて気づいたら嫌なことを強制させているようにリードしてくる男」
めぐみからでた要望は、まるでかぐや姫の無理難題と同じく、
(そんな男性は何処にもいないでしょう、だからあなたも変な妄想を止めて下さい)
という無言の抵抗だったのかもしれない。だが私は諦めきれずネット上で人選を始めた……。
この続きは、マニア倶楽部2024年9月号をご覧ください。