[MC202403]お父さん、お母さん、私は変態オナニーが止められない恥知らずなオマンコ中毒です

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マゾ性癖に取り憑かれてしまった女子大生の告白

告白 エリカ(仮名)

淫夢のスイッチ
 ありのままの自分を受け止めてもらえる喜びを、両親に向けてビデオレターにしてみなさい、とご主人様に提案されました。実際に送るつもりはないのですけれど、スマホの中に入れて、夜眠りに落ちるときも朝起きたときも見ています。その中でも言ったけど、お父さん、お母さん、私は変態オナニーが止められない恥しらずなオマンコ中毒でした。
 私は幼稚園ぐらいから、まわりのお友だちより、少し心の成長の早かったと思う。
 体の発育はあまり早いほうではなかったのに、同級生がいつも幼く見えていました。男子とふざけ合ったり、いじめられて泣いたり、誰を好きだとかきらわれたとか騒いだり、幼稚だなあと思って見ていたのです。

 私は一人っ子で、両親は心理カウンセラーです。両親の書斎には大きな書棚があって、二人が仕事で出かけている間、私はずっと本を眺めて過ごしていました。そこはいろいろな秘密の宝庫でした。
 仕事柄、両親の本のチョイスは独特で、人間の心と体、男と女の心と体のちがい、それらに影響をおよぼす環境や遺伝子の話と多岐にわたっていました。
 小学生では読めない漢字もたくさんありましたが、何とか理解できるところを拾い読みするだけでも興味深く、また興奮しました。
 その興味と興奮が性的なものだと気づいたのは、フロイトの『精神分析』です。
 夢は無意識に至る王道である――。
 フロイトはそう言っています。夢に現れるさまざまな事物に、男と女の体に関連する意味がこめられているなんて、神秘的ですてきだと思いました。
 小学四年のある日、不思議な夢を見ました。
 教室で発表をしている夢でした。でも、なぜか女子は一人もいなくて、男子が車座になって体育座りをしていて、その真ん中で私が学習発表をしているのです。
 発表はスムーズに終わりましたが、誰も拍手をしません。全員黙ったまま、じり、じり、と私に近づいてくるのです。どきどきしましたが、不思議と怖いとは思いませんでした。
 でも、よく見ると、二〇人くらいいる男子の中にクラスメートの顔はないのです。全員、私より少し年上で見知らぬ少年たちです。
 夢から覚めたとき、現実に胸がどきどきしていて、浮ついたような気分に包まれていました。この感覚は何だろう、私にはわかりませんでした。
 でも、もっと夢の続きが見たかった――。いいえ、どうしても夢の続きが見たい――。
 その日から私は寝る前にベッドの中でおまじないをするようになりました。あの胸がときめく夢を見るためのおまじないです。
 きっと、これが私のウィタセクスアリスでした。そして、夢の世界に入るスイッチが私の体のどこかにあるんじゃないか、と思いました。
 次の日の夜、ベッドの中で、ゆっくりと自分の体を触って探しました。ふわふわと宙に浮いたような、閉じたまぶたの裏がカーッと熱くなるような感覚に包まれたまま眠りにつけば、きっとまた妖しい夢が見られると思ったのです。
 スイッチ探しにも、両親の書棚の医学関連の本が役に立ちました。そこには女性器の部位の名称はもちろん、女性の快感は高まって絶頂に導かれたのち、全身が弛緩したようになることまで書かれていたのです。
 もちろんこのような淫靡な読書をしていることは両親には秘密です。一人娘を純潔に育てようと、両親は私を厳しくしつけていたので、絶対に知られてはならないと思いました。
 私の通っていた小学校は、公立ですが地域のモデル校で、英語教育やパソコン教育で有名でした。書斎にはパソコンとプリンターがあるので、タイピング練習をしたいのだと言い、両親をだましていました。
 四年生になっても私の胸はまだ小さいままでしたが、私は毎夜、クリトリスや膣口をなで、陰唇が大きくなるようにつまんで引っぱったりしていました。
 私の体は女の体なんだ、男子とはちがう構造なんだ、と思いながらさわっていると、だんだん気持ちよくなってくるのがわかりました。
 同じクラスの女子たちは、男子の誰とならキスできるか、などと話してはキャーキャー盛り上がっていました。そんなことで騒いでいる同級生がとても子どもっぽく思えていました。
 密かに性器にさわっていること、それをオナニーやマスターベーションと呼ぶものだということ。それも両親の書棚で学習ずみでした。罪悪感はなかったです。それどころか、私はみんなより少し大人なんだ、特別なんだ、と密かに優越感を覚えるようになりました。

目覚めた好奇心
 クリトリス、大陰唇、小陰唇、会陰部、膣前庭、処女膜、尿道口、肛門……。
 友だちや両親は「あそこ」とか「おまた」と呼んでいましたが、部分ごとに名称があるのです。
 まるで地図を手に探検をしているような気持ちで、自分の体をしらべました。最初は一をしらべるだけでしたが、すぐにいろいろな刺激を加えることを思いつきました。
 ベッドの中でさわるだけではありません。お風呂場でクリトリスにシャワーを当ててみたり、わざとオシッコをがまんしてトイレに入り、クリトリスをなでながら放尿したり、いろいろな実験をしていました。
 柔らかくゆでたそら豆の殻をむくように、クリトリスをやさしくなでまわすと、ふっと脱力して思わず放尿してしまいます。なんというか、この「負けてしまう」ような感覚がとても好きだと思いました。
 医学書には女性器の写真もあり、顔と同じように、性器の見た目も人それぞれだと知りました。床に鏡を置いてまたがり、自分の性器を見ようと大陰唇をひっぱって広げます。
 大陰唇の裏側はピンク色なのに、小陰唇のふちはグレーがかっています。驚きました。生牡蠣のふちみたい、と思いました。
 中学生になってからですが、母が「あそこをいじったり、男の子にいじらせたりすると色が黒くなる」と言ってきました。この人は本気で言ってるのだろうか、と耳を疑いました。
 私の小陰唇は小学校四年のときにもう黒っぽかった、心理カウンセラーと言いながら、人体についてこんなデマを言っていいのか、と思いました。また、私がオナニーをしたり、男性とセックスしたりすることを警戒しているのも、行きすぎな感じがしました。
 そのころには、もう指でなでるだけではなく、ふたの先が丸いマジックや、冷蔵庫にいつも入っているウインナーの先を膣口にあてて、少し押し広げるようなこともしていました。
 処女膜があるのでそのまま入ってしまうことはなかったのですが、あるとき、少し角度を変えてみるとウインナーの先端が少し中に入りました。あーっと思いました。

この続きは、マニア倶楽部2024年3月号をご覧ください。