[MC202209]ごめんなさい。もう普通の妻には戻れません。私は恥ずかしさの奴隷になってしまいました。 告白 小林愛子(PN)

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夫ひとりしか男性を知らなかった人妻の懺悔 ※DVD収録

告白 小林愛子(PN)

刻まれた異常な光景
 私の中に異常な性癖が植え付けられたのは、小学校低学年の頃のことです。その日の出来事は今も強烈に覚えています。
 秋の昼下がり、私は学校からの帰り道をたった一人で歩いていました。当時、私たち家族は団地住まいでした。
 自分が住んでいる四階までの階段を上がり廊下を歩いていたとき、視界の片隅に何かが入り込んだのです。幼い私は自分の小さな目を凝らしました。
(何だろう、あれ……)
 団地の北側に伸びた廊下からは、隣の棟の南向きのベランダが見えていました。
 そのベランダの一つに、裸の人が見えたのです。

 裸にされていたのは女の人でした。「されていた」というのは明らかに自分でそうしたのではなかったからです。
 というのもその女の人の体は、縄でしっかりと縛られていたのです。手が体の後ろで縛られていて、腰も片方の脚も縄で高く吊り上げられていました。
自分で、こんな真似ができるわけはありません。
 私はその時点では、ただただびっくりして、自分の見たものが何なのか、確かめたいという好奇心だけの状態でした。
 私は、自分の部屋まで走って帰り、兄の机にあった双眼鏡を手に取り、急いで廊下まで駆け戻ったのです。
 私は、中庭を挟んで向かいにある部屋のベランダを双眼鏡で覗き込みました。
 やはりそれは間違いなく、裸で縛られた女の人でした。
 拡大された女の人は、今思えば若い女性でした。二十代くらい、もしかしたら十代だったのかも知れません。
 その光景は、何年もの月日が経った今このときにも、まるでついさっきの出来事かのように鮮明に記憶しています。
 女の人は、綺麗な人でした。
長く黒い髪が、白い肌をいっそう際立たせていました。
 その白い肌が、麻縄で縛られはみ出し、うす赤くうっ血しているように見えました。乳房の血管まで透けて見えました。
 双眼鏡で見ると、白い肌が汗で濡れているのさえわかるほどでした。私は、心臓がどきどきして、痛いくらいでした。
 体全体が縛られて上から吊るされている上に片脚が引っ張り上げられていたので、股間もすっかり露わになっていました。
 大人の女性なのに、そこに繁みはありませんでした。自分のような子供と同じ、つるつるだったのです。その奥の赤い中身まで、見えていました。
(どうしてこんなこと……)
 まだセックスの知識も持っていない時期です。サディズム、マゾヒズムが何かなんて、わかるわけがありません。でもその女性の姿が誰にも見られてはならない状態だということは、幼い心にもわかりました。
 それを、自分は見ている……強烈な印象でした。当時、その言葉は知りませんでしたが、罪悪感だったのだと思います、
「あっ……」
 私は息を呑みました。
 ベランダの向こうの部屋から、男の人が姿を見せたのです。
 男の人は、今思えば女の人よりもかなり年上でした。父親と言ってもいい年齢です。
 禿げているのか剃っているのか、つるつるのスキンヘッドで浅黒く肌が焼けていました。
 その男性の手には、何かが握られていました。そしてそれをおもむろに、女性の剥き出しの性器にねじ込んだのです。
「う、わあ……」
 思わず声が出ました。

この続きは、マニア倶楽部2022年9月号をご覧ください。