[MC202207]家族の目を盗みリビングで浣腸オナニー……恐ろしいけれどそのスリルに病みつきです

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隣人の性奴隷になってしまった人妻の告白 ※DVD収録

告白 丸山めぐみ(仮名)

 私はもう終わったものだと思っていました。今年で48歳。頬はたるみ、肌からはハリが消え、しわは年々深くなっています。
 30代後半の頃は、何かに追われるような焦燥感に駆られ、毎朝鏡の前に立つのが苦痛でしたが、今となっては老いた自分の顔を見ることに何の抵抗もなくなっていました。
 夫も私に対して女として期待をしなくなり、最後に夫婦の営みを交わしたのは4、5年前のことです。
 私にしても、そのことに何の疑問も抱かなくなっていました。夫に情欲を覚えることもなく、ただ生活を営む。凪いだ湖面のように静かな日々を過ごしていくうち、私の性は仄暗い水の底に沈んで、もう二度と浮き上がることなどないと思っていました。
 そんな私が、再び性の波風にさらされようとは夢にも思いませんでした。

本屋の片隅
 昨年、私は娘に頼まれて韓流アイドルの写真集を購入しに郊外の本屋へと向かいました。
 私が暮らす街は、合併して大きくなった地方都市で、近年は大型ショッピングモールなどの進出もあり、駅前にあった本屋は軒並み閉店していました。
 娘が欲しがっていた写真集には特典(オマケ)があるらしく、特定の本屋での予約が必要で、娘が電話で予約した店舗に行く必要があったのです。
 その店舗は、車で20分ほど行った国道沿いにあり、昔からアイドル写真集などを多く取り揃えていて、5年ほど前にリニューアルオープンしたばかりでした。
 レジカウンターに行って本を受け取るだけでもよかったのですが、久しぶりに本屋を訪れたので、店内をぶらぶらして立ち読みなんかをしていました。
 ふと店の奥にある小さなスペースのことを思い出しました。
 かつて私はそこに立って、ある本を読んでいたことを思い出したのです。それは、SM雑誌でした。
 初めてその本を手に取ったのは中学生の頃でした。
 当時、地味で大人しかった私は、クラスの主流だった女子グループからいじめを受けており、この本屋まで連れていかれ、「エッチな本を買ってこい」と命令されたのです。
 誰にも見られないようにこっそりと店の奥に行き、表紙も見ずに本を手に取って、足早にレジに持っていきました。
 レジに立っていたのは頭髪が薄くなり、お腹がでっぷりと肥えた男性の店員でした。
 その男は本の表紙を見るや否や、軽蔑の色を帯びた視線で私を見つめました。中学生の制服を着ているのだから買えるはずもない、怒られて帰されるだけだと思っていました。
 しかし、その男は突如表情を崩し、好奇に満ちたいやらしい笑みを浮かべて本を紙袋に包みました。
「800円ね」という男の声には湿っぽい響きが含まれていました。
 男の舐め回すような視線と、私に向けられる得体の知れない関心からすぐにでも逃れたくなり、紙袋を受け取ると、出口に向かって全速力で駆け抜けました。
 本屋の駐車場に戻ると、例の女子グループが待っていて、私は泣きそうになりながら紙袋を渡しました。
 彼女たちは「本当に買ってきた! すごーい!」と声を上げ、乱暴に紙袋を破り捨てていきました。
 私はその中身を見たくもなかったし、何よりもここからすぐにでも立ち去りたい一心で踵を返しました。
 すると、すぐに腕を掴まれ、「ちょっと待ちなよ。中見るまでは帰さないよ」と、ボス格の女子に引き戻されました。
 その背後で「げっ! なにこれ!」という声が響き、一斉に笑い声がこだましました。
「すごーい! あんた、SMが好きだったのー?」
 セーラー服がパンパンに膨らんだ太っちょの女子がおもむろに本を開いて、縄に縛られた襦袢姿の女性の写真を私に見せつけました。
 その瞬間、自分がまったく別の世界に入り込んでしまったかのような奇妙な感覚に襲われました。周囲に響いていたはずの彼女たちの嘲笑も遠ざかっていくようでした。
「これ、あんたが買ったんだから持って帰りなよ」
 そう言ってボス格の女子は私の胸に本を押し付けて立ち去っていきました。
 本は地面に落ちて、パラパラとページがめくれていました。私は本を拾い上げ、土埃を払うと、学生鞄にしまってバス停へと急ぎました。
 彼女たちはちょうど1本前のバスに乗れたようで、バス停には私しかいませんでした。
 ふと、本屋のほうに目をやると入口付近で、レジにいた肥満の男が掃除をしながらこっちを見ていました。
 男は私がバスに乗るまで、ずっと私の様子を観察しているようでした。
 50メートルは離れているはずなのに、私はまた男の得体の知れない関心を感じ、胸のざわつきを抑えることができませんでした。
 SM雑誌を購入した女子中学生。些細なことに過ぎないかもしれませんが、田舎に住む何も知らない少女の世界を破壊するには十分すぎるほどの力があったのです。
 私は家に帰ると、部屋に閉じこもり、すぐに本のページをめくりました。
 タイトルは「マニア倶楽部」。私はすぐにその世界へと引き込まれました。

この続きは、マニア倶楽部2022年7月号をご覧ください。