[MC201911]全てを捧げてくれた、十四歳年下のありさを奴隷として一生飼い続けます。

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妹のような幼なじみを愛奴にした男性からの報告手記 ※DVD収録

告白 泣き顔フェチ(PN)

 私は今、ひとりの奴隷を飼育しています。そうは言ってもマニア倶楽部の皆さんのような完全なる主従関係というわけではありません。私にご主人様としの力量が足らないこともそうですが、何よりその奴隷を深く愛してしまっているからです。
 奴隷の名はありさと言います。私よりも十四歳も年の離れた女の子で、今は大学に通っていて、来年の就職先もすでに決まっています。女子大生といっても、ありさには浮ついたところがひとつもありません。いつも物静かで、不平不満を口にせず、誰かを傷つけることにとても臆病な、ラノベのヒロインのような女の子です。そんなありさと、私のような何の取り柄もない男が主従関係を結ぶようにになったのは、奇妙な偶然が重なってのことでした。だから、ありさは私たちのことをよく「運命」と表現します。私は気恥ずかしくて、あまり口にするのもはばかられてしまうのですが、今日はその「運命」についてお話させてください。憧れのマニア倶楽部に初めて投稿させていただくので、うまくお伝えできるかわかりませんが、何卒ご容赦ください。

親戚の少女
 私が生まれたのはかなりの田舎で、道を歩けば声をかけられるし、近所に親類縁者たちが固まって生活をしているので、お盆や正月などはそれこそ大人数の宴会が催されます。
 昔ながらの風習が残った地区でしたので、本家や分家といった家父長制のならわしもありました。そうは言っても昔ほど上下関係の厳しい感じではなく、なんとなく行事があるときは本家に集まるといった程度です。私は本家の次男として生まれたので、長らくそういった風習に親しんできましたし、東京に出るまでは当たり前だとも思っていました。
 ありさは、私のはとこにあたり、親に連れられて盆や正月になると僕の家にやってきました。初めて見たのはまだ赤ちゃんのときでした。当時、思春期真っ盛りだった私は、そういった親族たちの宴席が苦手で、あまり積極的には参加していなかったので、赤ちゃんだったありさを抱くこともなく、「へぇ、そうなんだ」と一瞥しただけでした。ただ、ありさ(本当は漢字で書くのですが伏せさせてください)という名前を聞いたときに、「なんだか不思議の国のアリスみたいだな」と思ったことを覚えています。

この続きは、マニア倶楽部2019年11月号をご覧ください。