[MC201907]勉強に逃げていた私の歪な淫欲を見抜かれ、愛奴の喜びを教えて頂きました。

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家庭教師先の父親に調教されている純情大学院生 ※DVD収録

告白 ミサト(PN)

日陰者の処女
「嫌らしい。淫乱だな」
 初めて男の人の前で裸をさらした私に、ご主人さまはそう言われました。そして乳首を指さし、プッと噴き出して、おかしそうに笑っていました。
「本当に処女か」
 私の乳首は、黒ずんで、大きなプルーンのようです。それは初潮を迎えた少女のころから、オナニーに耽り、いやらしい行為を妄想しては夜ごと身悶えしてきたからです。
 今でこそセルフプレジャーともいい、女性誌で特集されもしていますけど、後ろめたさは常にあります。でも、それでも、悪い手が癖になり、その結果のいびつな乳首。それを一発で見抜かれ笑われてしまった恥ずかしさといったら、ありません。
 私が両手で顔を覆い、肘で胸を隠して蹲ってしまうと、
「立ちなさい、こっちを向いて、ちゃんと見せるんだ」
 主人さまは命令されました。
「弄ばれたい、いやらしいことをして欲しいって、願ってきたんだろ」
「……………」
 恐る恐る顔を上げると、先ほどの嘲笑が嘘のように、優しく、あたたかい目をされています。
「いつものように、やってごらん。見られたかったんだろう」
 このとき、M女として私は覚醒し、産声を上げたのだと思います。縛り、凌辱してほしい、飼育し調教されたい。それまで、ひとり闇の世界で夢想してきた被虐願望をかなえていただく時がきたと悟ったのです。

 私は某私立大の院生です。図書館の片隅に籠りきりの、地味な堅物女でした。文学史の研究にいそがしく、論文作成に追われていたというのもありますけど、その実、紫式部らの綴る男女の情愛に女の部分を濡らし、身を焦がしていました。現実の色恋に憧れながら、こわくて、本や過去に引きこもっていたのです。いつか自分を見つけてほしい、無理やり押し倒し、犯してくれる男性を求める思いを胸に秘めたまま、気がつけば二十代も後半となり、地元では同級生の結婚やおめでた話が相次ぎ、お正月に家族写真付きの年賀状をめくっては、ため息をもらしていました。
 そんな、日陰の歳月が走馬灯のように脳裏を駆けめぐり、
「はい、ご主人さま」と頷いて、嫌らしい乳首を晒しました。
「両手でつまんで、引っ張って、くりくりしているんだろう」
「あぁぁ」
 手を動かし刺激して分かりました。見られている中でする恥ずかしさと快感。
「全く、はしたない女だ」
「申し訳ありません……淫乱なんです」
 初めてする男性の前での行為に昂りはすぐ頂きを迎えそう。
「乳首オナニーで、イッてもいいですか」懇願し、何度も何度も痙攣を繰り返すのです。
 健全な性生活を考えるセクシャルウェルネスに着目すると、日本の女たちは世界的にみて、とても貧しい状況におかれているように思います。私のように、未経験のまま自己開発してしまったり、ネットやボーイズラブのラノベで頭でっかちになっていたり、ちゃんと恋愛する前に経験ばかりが先行して、セックス依存症に陥ってしまったケースもあるそうです。

父子家庭での家庭教師
 ご主人さまが与えて下さった、禁断の世界への扉は、意外なところに隠れていました。
 学生だから、勉強だけしていればいいという時代では今はなく、キャンパスの掲示板や学生課で長く安定したアルバイトを探していたところ、場所も時間帯もお給料も自分にぴったりの貼り紙を見つけたのです。
 中学生の家庭教師でした。早速面接に伺うと、お宅は都心の有名公園が徒歩圏内の閑静な住宅街にあり、体格の良いお父様と、思春期を象徴するニキビのA君が迎えてくれました。
「わけあって息子とふたり、父子家庭なんです」
 お父様は野太い声でお話になり、A君の肩を叩きました。A君は人見知りなのか、おどおどして、うつむいています。
「高校受験まで面倒をみてください。私立に合格できたら、お礼も弾みます」
 その待遇や成功報酬を聞いてやる気になったということもありますが、成熟したお父様と、思春期のムッとした若いオスの匂いがする一回りも年下のA君に刺激されたのも事実です。
 個人教師は平日夕方からの2時間。一戸建てのお宅はいつも綺麗に整頓され、無口なお手伝いさんの夕食の支度する音がキッチンから響いていました。
 私は二階にあるA君のお部屋で、西日の差し込む中、課題に取り組むA君の傍に付き添い、質問に備えます。
 性に目覚める年頃の男の子を刺激してはならないと、服装などに気をつかっていたのですが、それでも、時おり太ももや、背中に熱い視線を感じてしまいました。素知らぬふりをして、空気が濃密になると、お手洗いに行くと席をはずして、気を紛らわしました。
 下着を脱いで便座に座ると、ドア越しに、人の気配を感じました。まさかと思いつつも、音をたてないように用を足し、匂いや跡が残らないよう、気を配りました。

この続きは、マニア倶楽部2019年7月号をご覧ください。