自撮りマゾの人妻からの近況報告
告白◎佐藤里帆(仮名)
MC編集部様
私の人生に大きな転機が訪れたので、再び投稿させていただきました。
この近況報告は、これまで私の告白を読んで応援していただいた方から、激しいお叱りを受ける内容かもしれません。
「なんと罪深い女なのだろう」と私に呆れる方もいると思います。
ですが、マニア倶楽部で多くのマニア様からメッセージをいただき、救われてきた身としましては、事実を皆様にご報告しなければならない義務があると思いました。拙い文章ですが、私の近況報告をお送りさせて頂きます。
プチ露出プレイ
私は貴誌に投稿後も、密かにSMオナニーを繰り返していました。
以前と同じように管理している物件で、息抜きとしてSMオナニーに耽っていました。自宅近所の物件ではできないので、遠くの物件の管理や確認の際に行うのが習慣になっていました。遠くの物件での用事があると、ついソワソワしてしまいました。
その中でもクセになってしまっていたのが、 ボールギャグをつけ、マスクをし、物件の近所を歩くというプチ露出プレイです。大抵の場合、下着も脱いで、ノーパン、ノーブラで、乳首がうっすら浮くような薄い上着で歩きました。
物件に戻る頃には大抵アソコはびしょびしょになっています。プチ露出プレイで疼ききっている状態でSMオナニーするというのがクセになっていました。
プチ露出で疼ききっている身体に妄想が私を駆り立てます。
「さっきスカートがめくれたのを見たけどノーパンだったな」
「なんだ乳首が透けてるぞ……すごいね。ワレメもネチャネチャじゃないか。挿れて欲しそうによだれまで垂れてる……」
がらんとした何もない空き物件に、妄想の中の変態マニア男性が脳裏に現れ、私を罵倒します。そしてスカートをまくられて恥ずかしい格好でアソコの濡れ具合をチェックされ、淫乱さをなじられ、叩かれ、嬲られて惨めに犯される……と、そんな妄想に身悶えながら、自分の乳首をつねってクリトリスや膣をまさぐり被虐のアクメを迎える……それが夫にも秘密の私の息抜きでした。
読者との出会い
私の人生に転機が訪れた日も、ボールギャグにマスク姿、ノーパンノーブラで外を歩いていました。でもその日はいつもと違いました。少し後ろを歩いている男性が、私の後をずっとついてきていることに気がついたのです。
(え? 何で? バレたの?)
私のセルフSM露出プレイがバレたのかと不安がよぎりました。急いで物件に戻ろうと思いました。
(別に犯罪じゃないから通報されたりしないはず……)
不思議なもので、普段はいやらしい妄想で考えているような「つけられる」「通報され夫にバレそうになる」「脅されるかもしれない」という被虐のスパイスも、現実に起こると恐怖と不安でいっぱいになりました。
早足でなんとか物件に戻っていると、とうとう声をかけられました。
「あ、あの……すみません」
心臓が止まりそうでした。見ると相手は見ず知らずの男性でした。
男性がそう言いながら近づいて来ましたが、ボールギャグのせいで何も答えられません。
「サトウリホさんですか?」
(あれ? ただの人違い?)
安心しました。バレたんじゃないんだ……。小さく安堵の息を吐き出しながら、私は首を横に振ったのです。でもその刹那、私の頭の中でサトウリホと自分がリンクしました。
「サトウリホ」「佐藤里帆」。
今まで貴誌の誌面でしか見ていなかったので、気づかなかったその名は、私が貴誌に掲載していただくときの名前だったのです。
私はそれに気づいた途端、一瞬で身体が硬直、全身に脂汗が流れるのを感じました。眼の前にいるのは、私のいやらしい写真や赤裸々で浅ましい告白手記を読んた、マニア倶楽部の読者さんだったとわかったからです。
この続きは、マニア倶楽部2025年9月号をご覧ください。