父の友人の奴隷となってしまった箱入り塾講師の懺悔
告白 美里(仮名)
【はじめに】
私はご主人様に飼育・調教されている性奴隷の淫売マゾ女です。自分の中にこのようなおぞましい本性が眠っていたなんて、想像だにしませんでした。
性奴隷だという事実は、交際中の婚約者も知りません。当然、罪悪感はあります。でも被虐の悦楽をこの肉体に躾けられた今、昔の自分には戻れません。
ご主人様の命により貴誌お借りし、私の恥ずかしい変態性欲の目覚めを告白・懺悔させていただければ幸いです。(美里)
【ご主人様より】
美里の飼い主です。教員免許所持者の塾講師だけあり、我が奴隷ながら面白い読み物になっているかと思います。
告白で美里は私の事をすべて《ご主人様》と書いておりましたが、告白にもある通り、奴隷になる以前は美里に酷く嫌われていました。そのため、その時期は私の仮名である《沼袋》に変えております。その方が美里の心境の変化がよりリアルに伝わると思ったからです。
お嬢様育ちのお堅い塾講師が如何にしてマゾ堕ちしたか……。ぜひお楽しみ下さい。(沼袋)
美里の懺悔手記
幼い頃から両親には何不自由なく幸せに育ててもらいました。私の実家は地元でも有名な資産家で、教育熱心な両親のお陰で私自身、名門大学に現役で入学することもできました。
高校までは学業優先で色恋事にも興味はありませんでしたが、大学に入ってからは普通に恋愛もして、初体験も済ませました。その彼とは現在も遠距離恋愛を続けており、ゆくゆくは結婚する約束もしております。
卒業後は父親からの資金援助もあり、小さい頃からの夢だった個人経営の学習塾を開業しました。私自身、小学生から塾に通い、勉強はもちろん人間関係や人生の悩みまで講師の方々に力になっていただきました。ですので、私も子供たちに夢や希望を与える仕事に就きたいと思い、勉強だけでなく、生徒の心のケアもしてあげられるような、ハートフルな学習塾を開業しようと考えたのです。
経営が軌道に乗るまでは苦労が絶えませんでしたが、両親からの度重なる資金援助のお陰で、何とか女手ひとつで切り盛りできるようになりました。
蘇る苦手意識
上手く行っていた私の塾講師生活ですが、ある男性との再会を機に、小さな綻びが生じます。その男性とは、今現在、私を飼育している主・沼袋です。
沼袋家と我が家は地元の資産家同士ということで、古くから付き合いがありました。とはいえ私は小さな頃から沼袋のことが少し苦手でした。何と言うか、幼い私を見るその目が、まだ青い果実がいつか熟れて実るのを舌舐りして待つような、どこかいやらしい雰囲気を、当時から漂わせていたからです。
大人になってからは沼袋との接点も無くなっていたのですが、ある日、その沼袋の息子が私の塾に入塾してきました。
「美里ちゃん。僕だよ僕。沼袋。覚えているかな?」
入塾申請で子供を連れてやって来た沼袋は、成長した私を舐め回すように見つめ、強引に両手を握り締めながらそう言いました。その視線。その声。すっかり忘れていた「苦手」という記憶が脳裏に蘇ってきました。
その後も息子の送迎で毎日のように沼袋は私の前に現れました。そして私のことを「先生」ではなく、必ず「美里ちゃん」と馴れ馴れしく呼びました。
それだけではありません。会う度に沼袋はセクハラ的な質問をしてきました。
「すっかり女になったねぇ」
「やっぱり男を知ると女は変わるって言うからねぇ……」
「美里ちゃんはモテるでしょ」
「今は彼氏はいるの?」
ずけずけと土足で私の心に踏み込む沼袋のデリカシーの無さ。私は何度も拒絶しました。
「仕事に関係ない話はやめてください。お願いします」
それでも沼袋は、私の言葉を遮るように言うのです。
「子供の頃から知っているから心配なんだよ美里ちゃん」
あまりのしつこさに嫌気が差して、結局「彼氏はいます」と告白してしまいました。
息子からのセクハラ
これで沼袋からのセクハラは無くなるだろうと安堵したのも束の間、今度は沼袋の息子・隆史のセクハラが始まります。
以前から隆史が私をエッチな目で見ていることは薄々感じていました。小学生の男子なんてそんなものだと、気にしていなかったのですが、急に言葉のセクハラが始まったのです。
「先生の初体験は幾つの時?」
「フェラとかしたことある?」
「ねぇ、おっぱい揉ませてよ」
「先生は今日、どんなパンツ履いて来たの?」
思春期にはこんな下品な子供もいるものですが、父親同様あまりにしつこいので、何度か注意し、それでも止まない場合は保護者を呼ぶと警告しました。
ですが隆史の子供じみたセクハラは止むことなく、他の生徒にも悪影響が出てきたのです。
この子を退塾させよう。そう考え沼袋にすべて話しました。
「この馬鹿息子が! 勉強もせずにスケベなことばかり覚えやがって! 先生に謝れ!」
そう言いながら私を見つめる沼袋と、頭を下げながら私を見る隆史の視線は、とてもよく似ていました。ねっとりとしたいやらしい下品な視線。私が嫌悪感を覚え、苦手意識を持ち続けてきた嫌な視線です。
「でもね、子供のしたことですから……。先生も思春期の頃にはエッチな好奇心とかあったでしょ? お願いしますよ。一度の過ちなんだから、退塾なんて勘弁してやってください!」
私に許しを請いながらも、言葉の端々にセクハラ的な要素が漂う沼袋の謝罪。
「でも隆史君は一度だけじゃないんです。何度も何度も……」
ここで折れてはいけない。本能的にそう感じた私は、沼袋の懇願を制してそう断りました。
すると沼袋は、悩んだような、それでいて意地悪そうな表情でこう言ったのです。
「……困ったなぁ。この話はあまり美里ちゃんの耳には入れたくなかったんだけど……」
この続きは、マニア倶楽部2024年9月号をご覧ください。