マゾ奴隷に堕ちた女教師・隷奈の告白【第二信】 ※DVD収録
告白 隷奈(仮名)
誕生日の贈り物
伊達さんと初めてお会いした時の印象としては、私より一回り以上年長の人、という感じはしませんでした。音楽や映画にくわしく、最近のフェスに出ているようなバンドの名前もご存知だったので、三十代くらいの方かなと思ったのです。
会話も弾みましたし、教師だからという先入観なしに私の話を聞いてくれるのが好印象でした。おたがいの初恋の話などしたのを覚えています。
ふだん会話する大人の男性は教師ばかりですから、プログラムのことなどお仕事関連の話題がとても新鮮でした。
三回目のデートの時に、もうすぐ伊達さんの誕生日ですが、何か贈り物がしたいです……というお話をしました。
少し恥ずかしいのですが、素敵な人だったので、占いで二人の相性を見ようと思って、最初のデートの時にお誕生日を聞いていたのです。本によれば、二人の相性は最高ということでした。男性は精神的にも肉体的にも情熱的で激しい恋愛をする、女性のやさしさはその情熱を受け止めることができるので、いくら一緒にいても飽きることのない相性――とも書いてありました。今読むと解釈の仕方によっては私たちの関係にかなり近いのかもしれません。
本当はこっそりプレゼントを買って、お誕生日当日に持っていきたかったのですが、伊達さんの趣味に合うものを見つけられる自信がありませんでした。
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