あるアヌスマニアの回想「獲り逃がした浣腸美人」第3章 羞恥と浣腸液
「マニア倶楽部」リバイバル
(「マニア倶楽部」通巻4号より)
あるアヌスマニアの回想
「獲り逃がした浣腸美人」」
(アルス丁香)
(第3章)羞恥と浣腸液
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第3章 羞恥と浣腸液
朝になり、陽がのぼりました。
暑い朝です。留美子に会社を休ませ、私はそのまま会社に出向きました。
留美子の部屋を出るとき、私は、
「もう一度、空巣に盗られたものがあるかどうか調べておきなさい」
と言いました。
「もう、いいんです……そんなこと……」
そう言った留美子の顔がフッと曇り、私はそれが妙に気がかりでしたが、その日はそのまま出社したのです。
職場に着いても、私は仕事が手につかず、留美子のことばかり考えていました。
昨夜あれだけ留美子と交接し、性を堪能したというのに、まだ欲情の炎が私の体を妬き始めています。
長い間、私はオナニーばかりの禁欲生活でした。それが、思わぬ出来事から素晴らしい女体に接して、体が炎にかざされるようで手がつけられません。私は夜になるのを待って、留美子に会いに出かけました。
その夜も、昼の熱波の名残りが、街中を気だるく蒸していました。
私は玄関から留美子を訪ねようとはしませんでした。ブロック塀に囲まれたアパートの内庭から、留美子の部屋の窓辺へと歩いてゆきました。空巣の侵入した所を外側から確かめてみよう、そして、留美子をちょっと脅かしてやろうと思ったのです。
月が出ていました。窓ガラスの破れたところに貼ったボール紙が、蒼い月の光を吸って白々としています。留美子の部屋に、灯は点いていませんでした。
しばらくの間、私はそこにたたずんでいました。留美子は銭湯に行ったのだろう、と思ったからです。それならば、湯上りのいい匂いのする留美子の赤い肉唇、あそこを舐めながら、ピンクの肉芽をクネクネと撫でてやろう。そして私の肉筒をできるだけ巨きくして、快い膣の孔にヌーッと差し込んでやろう。
私はひとりで窓辺に立って、そんなことを想像していたのです。
留美子のもり上がった巨きなお尻を掌いっぱい掴み抱え、アヌスに指をブスブス抽送してやろう。甘いボンボンのようなお尻の先をチュウチュウ吸ってやろう。そして留美子にあの犬のようなかっこうをさせ、尻肉をうんと拡げ、グチュッと音がするくらいに排泄の孔に指を入れてやろう。アナルの奥で指をクネクネさせたら、きっと留美子はよがり狂いするに違いないのだ。
そして私も気持ち良さがピークになったら、ズルズルに濡れた肉襞の奥深くに、肉筒をぐーっと押し付け、ビジューッビジューッと熱い液を注入してやろう……。
そう思うと、私は体中がゾクゾクして、悦びに震えてしまうのでした。
夏の夜の暑さも気になりませんでした。
私はハンケチで汗を拭い、肌を刺しにくる蚊を手で追いながら留美子がアパートに帰ってくるのを待ちました。
中天に座していた満月が傾き、アパートの屋根の向こうに隠れました。月明かりはおそろしく明暗を分けるものです。私は暗闇の中で、じっとたたずんでいました。私は夜十二時近くまでそこにいました。
でも、留美子は、窓からその美しい姿を現しませんでした。
灯りのない、暗い窓をいっとき未練気に叩いて、私はあきらめて家に帰りました。
世田谷の住宅地。小田急線K駅の裏にある私のアパート。その八畳間で、私は留美子を思ってオナニーに耽りました。
ホステス嬢に排尿してもらい乾かした黄色のパンティ。イチジク浣腸でウンコをしてもらったときに穿いてもらった綿の股割れズロース。
臭いパンティに顔を埋め、留美子の尻を思い浮かべます。
いつか留美子を女房にしたら、留美子が便秘でもしているときに、イチジク浣腸をしてやることもできるだろう……。
昨夜の情交の記憶と、留美子の淫らな排泄のシーンを混ぜ合わせ、私は巨きくなった肉筒をしごきました。
留美子のオナラ。浣腸液でビショビショになって落下する硬くて臭いウンコ。
私は気が遠くなるような快感を得て、ひどく指を汚して、アクメに達したのです。
その夜は悶々として眠ったのを覚えています。そして、留美子と性交できなかった欲求不満が、留美子の浣腸の夢を見せてくれました。
次の日の午後……。
私は執務中に、立花という人から電話を受けました。あの、空巣のあった夜の刑事さんでした。
鑑識が取った指紋から、犯人を捕まえたと言う報告でした。なんと犯人は留美子のアパートの住人だったのです。
ところが、被害者の留美子が、あの朝以来、行方がわからないというのです。
係官がアパートを訪ねてみると、部屋はカラッポ。留美子はどこかに引っ越した後だったというのです。
私は唖然としました。
前夜、がら空きの部屋の窓辺で、帰ることのない留美子をじっと待っていた、ということになります。
私は、わけがわからなくなりました。
留美子は私と結婚の約束をしたのです。その私に黙っていなくなるなんて……。第一、突然姿を消す理由がありません。
ところが、刑事さんの話をきいているうちに、留美子が姿を消した理由がわかってきたのです。
空巣の犯人として捕まえた男は、留美子の汚れたパンティを穿いていた、というのです。
盗られたものがあったことになります。
それも、普通のパンティではなく、生ゴム製の、女性の生理の強い人が用いる特殊なものなのだそうです。
それと、もうひとつ。
犯人は、留美子の部屋の押入れから、巨きなガラス製の浣腸器を持ち出していたのです。
留美子がいなくなってしまった……。
そして盗まれたもの……。
私は留美子との情事を思い出し、アッと息を飲みました。
あの夜、セピア色の窪みに指を入れたやったときの留美子のよがり方、あれは以前からアヌスの快感を知っている女のよがり声でした。
私はなぜあの夜、留美子に浣腸してやらなかったのだろう。そうすれば、私と留美子の仲はもっと確かなものになっていただろうに。
私はそのことをひどく悔やみました。
それっきり留美子は、私に何の連絡もなく、会社にも姿を見せず、忽然と姿を消してしまったのです。
数ヵ月が経ち、留美子を忘れられないままに季節が過ぎ、また夏がやってきました。
留美子の代わりに、真理子という若くて可愛い女の子が入社してきました。
真理子は十九歳。胸が程よく膨らみ、お尻も私好みのムッチリで、なかなかチャーミングな娘です。若いので屈託がないというべきでしょうか? 真理子は少々露出症の気があるように感じられます。
ピッチリとした夏物の薄手のスラックスなどで職場に来られると、私は目のやり場に困ってしまうほどです。
弾けるようにプリプリしたお尻の肉、スラックスの股の間からくっきり伺える割れ目のミゾ。そして、そのミゾからプーンと甘い匂いが漂ってくるようで、とても悩ましいのです。
暑い日など、多分そこが蒸れていてズルズルで、嗅げばとても快い恥垢の匂いがするのだろう。もし、そこに舌を這わせたら、それは素晴らしく甘美な味がするに違いない。などと考えてしまうのです。
そしてやはり、美人の真理子も便秘するのだろうか。セピア色の孔にイチジク浣腸を挿して排便するのだろうか?
私は真理子の柔らかそうな肢体を見せつけられるたびに、そんな妄想に耽って、オフィスを飛び出して駅や喫茶店のトイレで自慰をするのでした。
職場では、この新鮮な紅一点のために、若い男性社員たちが、その美肉を味わうためにしのぎを削りあっているようでした。
一年前と同じ夏の夜。
私は社員たちが引揚げた後も居残りをして、あの留美子から電話のあったときと同じようにSM誌を読んでいました。
告白欄の短く生々しいイチジクの描写。読み返すたびに、陶酔が脳裏にそのシーンを鮮やかに映し出します。白き巨きなお尻。便器の上で開いた淫花とセピア色の蕾、小さなオナラと混ざりながら漏れる羞恥の浣腸液。
その頃には、想像の中の浣腸美人は、留美子から真理子へと変わりつつありました。
生活の糧を得る神聖な職場を、私は淫らな幻想の私室にして愉しんでいたのです。
肉筒が疼き、そして一度目の射精。真理子がオフィスに残していったディオリッシモの香りを嗅ぎながらのフィニッシュでした。
ビルの窓から、遠く歌舞伎町あたりの空がネオンで赤く燃えています。
私は、その繁華の街に美臀ハントに出かけるために、オフィスの明かりを消したのでした。
(おわり)
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